世田谷区介護サービスネットワークは、世田谷区内で介護サービスを提供する事業者の団体です。
介護保険法が施行された2000年に世田谷区が事業所に呼びかけて「世田谷区介護事業者連絡会」として発足しました。2003年からは現在の名称に変更して、現在約400の事業所が加盟しています。
地域及びサービス業種別の部会が中心となって自主的な活動を行っています。また、発足当初より行政との連携に力を入れており、世田谷区とは災害時応援協定も締結しております。
世田谷区介護サービスネットワークの目的の一つは、介護サービスの質の向上です。独自の研修を通じて介護に関する技術や知識を学ぶほか、世田谷区と制度に関する意見交換を行う等、地域包括ケアを推進しています。
運営体制
デイサービスとデイケア等を運営する事業所で構成され、現場ですぐに役に立つ研修を企画・運営しています。また、事業所間の情報共有にも力をいれています。
訪問介護を運営する事業所で構成され、研修等を通じて訪問介護員の資質向上と世田谷区内で提供される訪問介護サービスの質の向上を推進しています。
福祉用具貸与を行っている事業所及び福祉用具との連携が必要な訪問リハビリ等の事業所で構成されています。福祉用具専門相談員の資質向上、利用者に合った福祉用具選定推進及び事業者間の連携を目指した活動を行っています。
全体向けの「スポット研修」と「感染症研修」及びヘルパー向けの「明日から役立つヘルパー研修」を企画運営しています。現場ですぐ役立つ研修として評価も高く、毎回多数の受験者が参加しています。
世田谷区の地域ごとに組織された様々な介護サービス事業者の横断的な団体です。それぞれの地域の特性に配慮し、地域包括ケア構築において中心的役割を担えるよう事業者間の連携を強化するだけでなく、地域の住民団体、家族会、医療関係者、行政などとも連携を目指します。
世田谷地域部会 北沢地域部会 玉川地域部会 砧地域部会 烏山地域部会
各部会より選出され、総会で承認された運営委員により組織され、各部会の活動状況に関する情報共有や世田谷区介護サービスネットワーク全体での活動を企画運営します。また行政からの依頼に応じて、事業者団体を代表として各種会合に出席しています。
事業者団体としての活動を円滑に行うため、運営委員会により承認された組織です。
地域包括ケア推進に必要な地域ごとの事業者連携をサポートする委員会。各地域の特性を活かした運営を大切にし、また地域間の連携も推進します。
ホームページの運営、会報「世田谷区介護サービスネットニュース」の発行、などを担当。会員章の発行やハートページの編集・監修などを担当します。
大規模災害に備えるため、避難経路などを書き込む災害地図や介護職員用マニュアルの整備等を担当します。また災害対策の意識向上を図る研修も行います。